天満・八幡大神を祭神とする多由比神社(式内社)の例祭神事は中世末期の姿を今に伝えています。例祭の中のエッサカエットは全国でも珍しい中世芸能の一つです。4月18日の例祭当日、みこりかき役の少女の家では、ゴク(七合の粳(うるち)米を蒸す)をつくり、神饌(お供え)の準備を整えます。潮水撒きを先頭に、辻御幣・大榊(おおさかき)その他の諸役が徒歩で神社に向かい、参拝を済ませ、行列を組み替えて松の浜と呼ばれる御旅所へ向かいます。祝詞奏上の後、御幣振り・王の舞・獅子舞・田楽・エッサカエット・浦安の舞などが繰り広げられた後、神社に戻り、境内の広場で浦安の舞を奉納し、神輿渡御(とぎょ)で例祭が終わります。
住所 | 福井県 三方上中郡 若狭町 田井93-2 |
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交通 | <舞鶴若狭自動車道> 若狭三方ICから車で13分(国道27号・国道162号経由) 若狭上中ICから車で18分(県道22号・国道162号経由) |
利用時間 | 2015/04/18 |
お問い合わせ先 | (一社)若狭三方五湖観光協会 Tel. 0770-45-0113 |
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